初心者向け記事【艦これ入門】連載中

【艦これ攻略】連合艦隊による潜水マスレベリング

イベント海域での定番のレベリング方法として、連合艦隊を組み、潜水マスで対潜先制を使って戦闘をする……というものがあります。

今回は2023年夏イベントを実例に、潜水マスレベリングについて解説していきます。

更新履歴

日付 内容
2022/9/18 命中率の計算が間違っていたので全面的に修正

参考記事

通常海域でのレベリングやレベリング一般については下記記事を参照してください。

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2023年夏イベントでの潜水マスレベリングについては、ぜかましねっとさんが記事を書いてくれていますので読んでおきましょう。

ぜかましねっと艦これ!

第六海域や第七海域では、対潜レベリングをしやすい地点がいくつか実装されています。何れも周回しやすい地点なので、鎮守府事情…

 

連合艦隊対潜レベリングのメリット

  • 連合艦隊=12隻分、同時に育成が可能
  • 第二艦隊をしっかり対潜先制装備で固めれば、攻撃を受けずに封殺しやすい
  • したがってバケツバケツの消費も少ない
  • 第一艦隊に、育成に向かない艦娘を置くことができる
  • 赤疲労でも出撃し続けることで、コンスタントに経験値が稼げる
    (その分、装備で命中を稼ぐ必要あり。後述)
  • 潜水マスでの戦闘のみなので、燃料消費のみ、かつ消費量も少なめ

デメリットとしては、第二艦隊を占有してしまうので遠征が出せない点、12隻全艦に分散して経験値が入るため、レベルアップが若干、遅く感じられる点……などが考えられます。

以下、詳しく解説していきます。

 

マップと敵編成について

マップ

潜水マスレベリングを行うマップや出撃箇所はイベントによって異なります。

2023夏イベのE6-Iマスは、1戦目の潜水マスで、出撃後に羅針盤演出はナシ、そしてこの1戦で撤退します。

イベントによっては羅針盤演出や能動分岐があったりもしますし、続けて2戦以上潜水マスを踏むことができる場合もあり、このあたりで微妙に時間効率が変わってきます。

またマップによっては編成が水上打撃か空母機動部隊か輸送護衛部隊か……によって出撃地点が変わることもあります。

なお陣形は第一警戒航行序列になります。

基地航空隊

待機か、空襲が来るマップの場合は防空にしておきます。

敵編成

マップ以上に大切なのが敵編成です。

敵の潜水艦艦隊自体は、そこまで強力でない場合が多いので気にしなくても良いのですが、獲得経験値はイベントによってまちまちなのです。

たとえば今回の2023夏イベのE6-Iマス(甲作戦)では、下記2種の編成が登場しますが……。

獲得経験値は下記のようになっています。

※それぞれに単横陣・梯形陣パターンが存在するが、経験値はおなじ

ソ級flagshipが2隻の編成

ソ級flagshipが1隻の編成

「海域EXP(基本経験値)」に注目してください。

普段はあまり気にすることのない数値なのでピンと来ないかもしれませんが、この基本経験値が大切で、もしこれが少ないようだとレベリングとしては効率の面で微妙になってきてしまいます。

今回は150ないし160ということなので、12隻で踏めるマスとしては悪くない数値になっていますが、イベント(マス)によっては130以下といったこともあるため、潜水マスレベリングをやるべきかどうか、どのマスで行うかは、この数値や、登場する各編成の平均値を見ての見極めが必要です。

ちなみに通常海域の7-1ボスマスの基本経験値は360もありますが、基本的に5隻でしか踏まないマスですし、ボスマスなので道中を通らなければなりません。

 

編成例と装備

編成の自由度は高めではありますが(特に第一艦隊)、連合艦隊の編成条件には注意が必要です。

たとえば今回のように水上打撃部隊を組む場合、条件として第一艦隊に巡洋艦2隻が必須となります(Atlanta、矢矧)。

編成例

第一艦隊

彩雲があるとT字不利を排除できて安定が見込めるため、空母 or 軽空母を入れています。制空値は必要ありません。

旗艦が装備可能である場合、艦隊司令部施設を載せておくと、大破した艦娘がいる時に護衛退避の画面が出るので、大破艦を検知しやすくなります。

第一艦隊は攻撃をしないまま戦闘が終わることが多いので、基本的に旗艦がMVPとなります。その時、一番育てたい艦を置くと良いでしょう。

なお対潜先制で敵艦隊を倒しきれず昼戦が始まった場合は、水上打撃部隊では第一艦隊から行動を起こすため、射程:中の艦にソナー・爆雷を載せています。空母機動部隊では第二艦隊からになります。

第二艦隊

第二艦隊は、全艦が対潜先制できるのが前提となります。

ダメコンは念のためです。バケツも(残数に余裕がある時は)早めに使っています。

ソナーをガン積みする

赤疲労で回すため、なるべく命中を稼ぐためにソナーをガン積みします。

ソナーには対潜値とおなじだけの命中補正がかかるため、対潜値が高いほど良いです。

4スロ艦は単純にソナーを多く積めるため命中の面で有利ですし、MVPも取りやすくなります。

また改修によっても対潜命中がすこし上がるので、可能な範囲で改修しておきましょう。

改修ソナーをガン積みすることで、たとえ赤疲労でもそれなりの命中率を保つことができます

反航戦でもソ級flagshipを確実に撃沈したい……と考えると、ソナー+爆雷などとしたくなりますが、命中がかなり落ちてしまうのであまりオススメできません。

赤疲労時、ソ級flagshipに対する命中率の差は下記表のようになります。

装備 命中率
3スロ
三式水中探信儀 ★6 x 3個 86.0%
三式水中探信儀 ★10 x 3個 87.0%
Type124 ASDIC x 3個 ※対潜値11 83.0%
四式水中聴音機 ★6 x 3個 93.0%
四式水中聴音機 ★10 x 3個 95.0%
Type144/147 ASDIC x 3個 ※対潜値13 91.0%
HF/DF + Type144/147 ASDIC★3 ※対潜値15
四式水中聴音機 ★10 x 2個
97.0% ※カンスト
4スロ
三式水中探信儀 ★6 x 4個 97.0% ※カンスト
四式水中聴音機 ★10 x 4個 97.0%

※艦娘は3スロ:Lv99天霧改二丁、4スロ:Lv99矢矧改二

量産可能な装備の中では、三式水中探信儀 ★10よりも四式水中聴音機 ★6の方が命中が高いので、可能なら四ソで埋めるのが良さそうです。

四ソを量産するのも大変ですが……まして★10は……。

海外ソナーでは、対潜値11のType124 ASDICは三式水中探信儀 ★6に劣るので微妙ですが、対潜値13のType144/147 ASDICは三式水中探信儀 ★10よりもすこし命中が高いようです。持っていればかなり使えますね。

また対潜値15のHF/DF + Type144/147 ASDICは、全ソナーの中で最大の命中率となります。

改修ソナーには雷撃回避率が向上する効果があるため、素の対潜値よりも改修値を重視する考え方もありますが、潜水マスレベリングでは雷撃を撃たれる機会は少ないはずなので、素直に命中を重視して良いと思います(命中が高い方が先制雷撃を撃たれない可能性も上がりますし)。

ちなみに上記編成では、特効命中を考えなかった場合、計算上の命中率は下記のようになります。

矢矧はこのソナー3つだと、改修値込みで命中率がカンストしていますので、もう1スロには爆雷投射機を装備してMVPの安定化を狙っています。

特効艦について

特効艦は、攻撃力だけでなく命中にも補正があります

この編成ではJavelinに特効命中補正があるため、他の3スロ駆逐艦よりも命中しやすくなっています。

対潜攻撃の威力にも特効補正がかかりますから、実際、たびたびMVPを取ることがあります。

ソナーの手持ちが心もとない……という時には、特効艦を多めに編成するのも有効な手段ですね。

またこの海域は軽巡や駆逐艦、海防艦などに、ざっくり艦種別の特効補正がかかっているので、通常海域よりはダメージ・命中ともにすこし高くなっているはずです。

第二艦隊のMVPについて

レベリングについてでも書いた通り、旗艦がMVPを取った時が合計の取得経験値が最大になるため、旗艦にMVPを集めたいところです。

※特別に育成したい艦がいる場合は別です

この編成例では矢矧にMVPを集めようと試みており、射程:中は矢矧だけですし、命中だけでなく威力も高くなるように調整しています。

さて現実には、この編成では矢矧の他に、Javelin改と山風改がMVPを取ることがたまにあります(他の艦も0%ではありません)。

そもそも矢矧がミスをすることもありますし、攻撃時にソ級flagshipを叩くのかソ級eliteを叩くのか、クリティカルの発生……など、バラつく要素は意外に多いですね。

Javelinは特効艦による威力の上昇のため、すこし有利なのだと考えられます。

山風改は(戦闘詳報が足りなくて山風改二になっていませんが)、三式水中探信儀改★10についている対潜ボーナスが大きいのだと思います。

実際、ここから三式水中探信儀改★10をもう1つ載せると、反航戦でもソ級flagshipを確殺できるようになります。

山風改二に三式水中探信儀改★10をたくさん載せて旗艦に置き、熟練見張員を載せて射程を中にすれば、それなりにMVPを狙えるかもしれませんね。

この編成で実際に周回してみると、ある程度は旗艦の矢矧にMVPを集めることができてはいるのですが、ここは1戦撤退なので、ちょっとMVPを逃せばすぐに疲労がついてしまいます。1出撃で2戦以上する場合にはcond低下を抑えることができるかもしれません。

 

通常海域レベリングとの効率比較

今回、ためしに時間効率を計測してみましたが、全艦隊の取得経験値合計で135,300/h程度でした。

資材の消費は587、バケツ0と、非常に少なめです(戦艦など大型艦を編成すると燃料消費は増えます)。

通常海域の5-3-Pが140,000/h程度なので、それに匹敵する時間効率ということになります。

これでバケツやダメコンの消費がなく、ローテーションも必要ないとなれば、単純な艦隊全体の経験値稼ぎという点では非常に優秀と言えます。

また集中して育てたい艦は第一艦隊の旗艦に置くことで、5-2-Cの旗艦と同等と、こちらもなかなかの効率になります。

第二艦隊の旗艦も、数値で見るとMVPの取りこぼしはそれほど多くないようです。

今回の数値は海域EXPが150 or 160の場合ですので、これを基準に、今後のイベントごとの経験値効率をなんとなく把握していけるのかなと思います。

海域 2023夏イベント
E6-Iマス
4-4 5-2-C 5-3-P
艦種 自由度は高め 戦艦
空母
軽巡
海防艦
航戦
空母
航巡
水母
戦艦
※航戦NG
重巡
軽巡
駆逐艦
経験値効率 約135,000/h 約94,000/h 約67,000/h 約140,000/h
経験値効率(旗艦) 第一:約26,000/h
第二:約22,000/h
約19,700/h 約25,000/h 約37,000/h
難易度
必要装備 対潜装備 噴進砲改二 ダメコン
消費資源 極小 極小
消費バケツ
戦果 × × ×
ローテーション なし 海防艦のみ 不要 4編成

 

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