「7-1で戦果を稼ぎながらキラ付けをしたい!」というワガママにこたえようとした場合、どんな装備構成にしたら良いのでしょうか?
強力な対潜装備も出てきた昨今、有力と思える装備構成2パターンについて調査を行いました。
調査方法
旗艦の駆逐艦に「対潜最大値」の装備パターンと「射程中」の装備パターンを用意して7-1を各200周。
その間にどのくらいMVPを取れるのか、どちらが優れているのかを比較検討します。
なお対象は素対潜値+35で先制対潜可能な、かなり高レベルの駆逐艦を想定していますので、その点、ご了承ください。
編成
対潜最大値
現時点(2020/07/04)での対潜最大値となる装備です。
射程中
旗艦の装備のみ変更し、電探を用いて射程「中」にした編成です。
両編成について
旗艦は実際にキラ付けをしながらの測定なので、色々な艦に入れ替えています(大発駆逐か、その時にレベリングしている艦娘)。
どちらの編成も随伴艦はある程度対潜値を低めに抑え、キラ付けを意識しています。
軽巡は夕張チーム2編成と阿武隈チーム1編成をローテーションします。
この編成で1戦目、3戦目、4戦目の潜水マスで、旗艦が3回MVPを取ることができれば、cond49→80前後まで上げることができます。
周回ルール
- 旗艦が大破したら撤退
中破は進撃 - 2戦目以降、随伴艦が大破していた場合、1隻までならダメコン進軍する
このためダメコンは随伴艦全員が持参 - 初戦で大破が出た場合は撤退
- 大破艦が2隻以上になったら撤退
- 中破のまま出撃するのは1隻まで、それ以上の場合はバケツを使う
入渠ドックの都合で入れ替えることあり - 軽巡の中破以上は即バケツ
結果
結果は画像のようになりました。
それぞれの項目について表に起こすと下記のようになります。
1周あたりのMVP回数
旗艦 対潜装備 |
出撃数 | MVP回数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | ||
最大値 | 200 | 1 | 7 | 60 | 130 | 2 |
射程中 | 200 | 1 | 7 | 27 | 165 | 0 |
MVP逃しのパターン
旗艦 対潜装備 |
出撃数 | MVP逃し | |||
---|---|---|---|---|---|
A | B | C | D | ||
最大値 | 200 | 52 | 6 | 10 | 11 |
射程中 | 200 | 0 | 16 | 1 | 10 |
A …… 攻撃機会がなかった
B …… ダメージで随伴艦に負けた
C …… 対潜先制で倒しきれなかった
D …… ミスをした
※1、3、4戦のみ計測
その他
旗艦 対潜装備 |
旗艦 大破 撤退 |
途中 撤退 |
大破 進撃 |
ダメコン 徴収 |
バケツ |
---|---|---|---|---|---|
最大値 | 2 | 2 | 23 | 0 | 56 |
射程中 | 5 | 4 | 23 | 1 | 61 |
分析
MVP回数について
パーセンテージで比較してみます。
本命となる「1周あたり3回MVP」の割合にかなり差があります。
「射程中」の方がMVPを取る上で優れていると結論して良いでしょう。
MVP逃しのパターンについて
この項目は全体数も大切になってきますが、こちらもかなり差があることが分かります。
射程中の編成の負けパターン「ダメージで随伴艦に負ける」よりも、最大値の編成の「攻撃機会がなかった」の方が深刻です。
また「先制対潜で倒しきれなかった」も、最大値であれば致命傷になりえますが、射程中では昼戦に入った時点で最初に攻撃ができるためリカバリがきいています。
「ミスをした」は仕方ない項目で、400出撃で21回というのは意外に少ないのではないでしょうか。
その他
この中ではバケツの消費量に注目すべきで、100出撃当たりで言えば30個前後のバケツ消費ですから、無視できない数字です。
ただ、あくまで上記ルールづけの中での数値で、短時間で回数を回した分、消費は多めになっている点には注意していただきたいです。
また、400出撃の間にダメコン徴収が1回だけありました。
7-1での3戦目以降のダメコン進撃は、かなり安全ではありますが、絶対ではない点もおさえておきたいです。
まとめ
自分は電探装備は装備タブを切り替えるのが面倒くさく感じられ、どちらかというと最大値でキラ付けをする派でしたが、この結果を見て悔い改めました(=゚∇゚)
駆逐艦のキラ付けには、1-1を使う、1-5を使うなど選択肢が多い中、7-1でキラ付けをするとなると、やはりバケツ消費がありますから、戦果やレベリング偏重の考え方にはなってくるのかな、という感じです。
また随伴艦の装備設定はなかなか難しく、もう少し対潜攻撃力を上げた方がバケツが減るのでは……という思いもありつつ、それをやってしまうとMVPをかっさらってしまうというジレンマがあります。
機会があれば、そのあたりも詰めてみたいと思います。