一部海域では、支援艦隊を出すことで戦闘を有利に運ぶことができます。
ここでは支援艦隊の出し方や種類を解説していきます。
また、どうすれば命中率の高い・打撃力のある支援艦隊を組むことができるのか考えていきます。
更新履歴
日付 | 内容 |
---|---|
2022/04/05 | 駆逐艦の火力調節について、D型改三を使った場合を追記 おなじく精鋭水雷戦隊司令部を補強増設に搭載した場合を追記 試製 長12.7cm連装砲A型改四を追加 |
支援艦隊の出し方
支援型の遠征
支援艦隊は、遠征の一種として出します。
支援艦隊を出せるのは、南方海域と期間限定海域のみです。
それぞれの海域の「前衛支援任務」と「艦隊決戦支援任務」がその遠征となります。
南方海域
期間限定海域
支援艦隊を遠征に出したら、帰投時間までに当該海域に出撃することで、特定マスに支援艦隊が来援します。
イベント期間中は支援を出せる海域が2つあります
「遠征を出す海域を間違える」ミスはありがちなので注意しましょう
「艦隊決戦支援作戦」に出した艦隊はボスマスに、「前衛支援任務」に出した艦隊は道中マスに来援します。
他の遠征と違う点として、支援艦隊が遠征から帰還するのは、本隊が母港に帰投するタイミングです。
遠征の完了時間まで待つ必要はありません。
なお実際に支援攻撃を行ったかどうかにかかわらず、本隊が帰投した時に支援艦隊も帰投します(途中撤退した場合なども一緒に帰投します)。
このため出撃のたびに毎回、支援艦隊を出す必要があります。
来援タイミング
戦闘開始前、基地航空隊の攻撃や本隊の航空戦の後のタイミングで支援艦隊が来援します。
支援攻撃によって敵艦を落とすなどの戦果を上げることができれば、有利な状況で戦闘を開始することができます。
※払暁戦に関しては挙動が異なります
※開幕夜戦マスの場合は、戦闘開始前のタイミングで来援します
補給とコンディション値の減少
支援遠征は、通常の遠征と同様に一定の燃料・弾薬を消費します。
実際に支援攻撃を行ったかどうかにかかわらず消費があり、補給が必要となります。
補給コスト
種類 | ||
---|---|---|
砲撃支援 | 50% | 80% |
航空支援 | 50% | 40% or 80%(※) |
対潜支援 | 50% | 40% or 80%(※) |
支援長距離雷撃 | 50% | 80% |
(※)……正規空母・軽空母・水上機母艦の合計が3隻未満の時
コンディション値の減少量
支援遠征では、遠征完了時のコンディション値の減少量が通常の遠征とは異なります。
遠征の種類 | コンディション値 |
---|---|
通常遠征 | 一律 -3 |
前衛支援任務 | ランダム -1~-5 |
艦隊決戦支援作戦 | ランダム -1~-10 |
支援艦隊が来てくれる条件
来援の確率
支援艦隊の来援確率は以下のようになっています。
キラキラ状態の艦娘の数によって、確率が変わります。
遠征の種類 | 確率 | 最小~最大 |
---|---|---|
前衛支援任務 | 50+(旗艦キラ15)+(随伴艦キラ5x艦数)+1 % | 51~91% |
艦隊決戦支援作戦 | 85+(旗艦キラ15)+(随伴艦キラ5x艦数)+1 % | 86~100% |
道中支援は全艦キラでも100%になりませんから、旗艦を始めとして、なるべく多くの艦にキラ付けをしておきたいところです。
ただし、砲撃支援の場合、命中率の観点からキラ付けは非常に大切で、しっかりキラ付けをすることで支援艦隊の効果を最大限に引き出すことができます(命中率については後述します)。
戦闘マスの条件
支援艦隊は、基本的には昼戦砲撃戦が行われる戦闘マスに来援します。
その他のマスについては下記表のようになっています。
マス | 砲撃支援 支援長距離雷撃 |
航空支援 対潜支援哨戒 |
|
---|---|---|---|
通常戦闘 | 〇 | 〇 | |
開幕夜戦 | 〇 | × | |
払暁戦 | 〇 | 〇 | |
潜水艦のみ | × | 航空支援:× 対潜支援哨戒:〇 |
|
潜水艦・水上艦混在 | 水上艦を攻撃 | 航空支援:水上艦を攻撃 対潜支援哨戒:潜水艦を攻撃 |
|
空襲マス | × | × | |
航空戦マス | × | 航空支援:〇 対潜支援哨戒:× |
|
レーダー射撃マス | × | × |
支援艦隊の種類と編成
支援艦隊は、編成によって支援の種類が変わります。
種類 | 説明 | 編成例 |
---|---|---|
砲撃支援(支援射撃) | 砲撃による支援 | 戦艦3、正規空母1、駆逐艦2 |
航空支援 | 航空攻撃による支援 | 正規空母4、駆逐艦2 |
対潜支援哨戒 | 潜水艦への攻撃を行う支援 | 正規空母2、軽空母2、駆逐艦2 |
支援長距離雷撃 | 雷撃による支援 | 駆逐艦6 |
一般に支援艦隊と言えば砲撃支援のことで、それ以外に対潜支援、ごくまれに航空支援が使われます。
支援長距離雷撃は非常に弱く、あえて使うことはありません。いわゆる最低保証・ハズレ枠です。
いずれの支援も、駆逐艦2隻は必須となっています。
砲撃支援(支援射撃)
もっともよく使われる支援です。
消費資源は多くなりますが、威力にすぐれ、命中すれば敵艦を撃破して戦果を上げやすいという特長があります。
編成例
威力を重視したスタンダードな編成で、基本的にはこの形が推奨されます。
空母は燃費・威力の両面ですぐれるため、1隻編成したいところです。
編成条件
下記の条件すべてを満たす必要があります。
- 戦艦級(高速戦艦・戦艦・航空戦艦)もしくは重巡級(重巡・航巡)が最低1隻
- 空母(軽空母・正規空母・装甲空母)・水母・揚陸艦が1隻以下
- 戦艦級2隻以上ないし重巡級4隻
ただし、「航空戦艦4隻」「航空巡洋艦4隻」といった編成にすると航空支援になってしまうので注意しましょう。
その他の編成例
編成 | 備考 | |
---|---|---|
駆逐2 | 戦艦3 空母1 | 推奨 |
戦艦1 航戦2 空母1 | 燃費を重視するなら | |
重巡4 | 威力が不要な場合、エコ支援 | |
重巡1 航巡3 | 同上 |
あきらかに敵艦が弱い道中などは燃費重視・エコ支援でも構いませんが、イベント海域など難関海域では推奨編成で全力の支援を出すことになります。
攻撃の方法
全艦が同時に敵の水上艦を攻撃します。ターゲットはランダムです。
一瞬で6発パンチが入る感じです。
ちょっと紛らわしいですが、ターゲットにならなかった敵艦にも”miss”表示が出ます。
攻撃の威力
攻撃力は砲撃と同様に陣形と交戦形態の影響を受けます。
陣形 | 倍率 |
---|---|
単縦陣 | 1.0倍 |
複縦陣 | 0.8倍 |
輪形陣 | 0.7倍 |
梯形陣 | 0.75倍 |
単横陣 | 0.6倍 |
警戒陣 | 0.5倍 |
※ただし自軍or敵軍が連合艦隊の場合は、陣形による補正を受けません(1.0倍)
※開幕夜戦マスの場合、本隊には陣形による攻撃力倍率がかかりませんが(1.0倍、ただし警戒陣の主力艦を除く)、支援艦隊は上記陣形の影響を受けます
たとえば開幕夜戦マスを警戒陣で抜けようとした場合、砲撃支援がイマイチ頼りにならない……ということが起きます
交戦形態 | 倍率 |
---|---|
同航戦 | 1.0倍 |
反航戦 | 0.8倍 |
T字戦(有利) | 1.2倍 |
T字戦(不利) | 0.6倍 |
※開幕夜戦マスの場合、画面には表示されませんが内部的に交戦形態は選ばれており、支援艦隊のみ影響を受けます(本隊には影響がありません)
攻撃力キャップによる影響
支援の攻撃力には支援攻撃力キャップが適用されます。
キャップ値は単縦陣・同航戦の場合で170です。これを超える場合、威力は極端に減衰してしまいます。
昼戦砲撃戦のキャップは同条件で220ですから、数値が異なる点に注意が必要です。
なお開幕夜戦の場合も、支援攻撃力キャップは170となります(夜戦キャップの360にはなりません)。
攻撃力キャップを意識した艦娘の選定、装備の調整方法については後述します。
命中率について
昼戦砲撃とは異なり、砲撃支援では、装備の改修値による命中補正などを受けられないこともあって命中率はかなり下がってしまいます。
敵艦の回避にもよるのですが、キラをしっかり付ける、電探を積むなどして命中を補っていく必要があります。
航空支援
空母による航空攻撃を行う支援ですが、やや使いにくく、あまり採用されることはありません。
過去イベントでは航空攻撃全般に特攻がついたことがあり、今後もそういった状況があれば選択肢に入るかもしれません。
編成例
駆逐艦は攻撃に加わらないため、装備は必要ありません。
航空支援の威力にはスロットの搭載数と雷装or爆装の値が影響するため、大きなスロットに強力な攻撃機を載せるのが基本となります。
通常の航空戦と同様、艦爆は1.0倍、艦攻は0.8倍 or 1.5倍ランダムの補正がかかるため、艦攻をメインで配備します。
編成条件
下記の条件のいずれかを満たす必要があります。
- 空母(軽空母・正規空母・装甲空母)・水母・揚陸艦が2隻以上
- 空母が1隻以上、かつ高速戦艦・戦艦・重巡が0隻
- 水母・揚陸艦が2隻以上、かつ高速戦艦・戦艦・重巡が0隻
- 航戦・航巡・補給艦が2隻以上、かつ高速戦艦・戦艦・重巡が0隻
※また編成した上記艦種のいずれかに、航空攻撃が可能な機体を装備している必要があります
その他の編成例
編成 | 備考 | |
---|---|---|
駆逐2 | 正規空母4 | 基本形 |
正規空母3 装甲空母1 | 正空2装空2だと弾薬消費が80%になってしまうため注意 | |
軽空母4 | カスダメ狙い |
敵艦隊と航空戦を行う
航空支援時には敵艦隊と航空戦を行います。
このため通常の航空戦とおなじように、対空戦闘および対空砲火による撃墜が発生し、艦載機が減少してしまいます。
これにより支援の威力が落ちる他、撃墜された分は補給時に補充する必要があり、その分の
(帰投後の各スロットは下画像のように機数が減少しています)
このため
また艦戦を積んだ分、手数も減ってしまいます。
道中支援に出した場合には、一戦ごとに艦載機が削れていくため、後半に行くほど威力も弱まってしまいます。
攻撃の方法
駆逐艦以外の4隻で、航空攻撃可能な装備を積んだ艦のみが、敵水上艦を攻撃します。
各スロットごとに攻撃が行われるため、非常に手数の多い攻撃となります。ターゲットはランダムです。
攻撃の威力
通常の航空攻撃と同様に、陣形や交戦形態の影響を受けません。
1スロットごとの威力は低めで、艦載機熟練度の恩恵(クリティカル率、熟練度クリティカル補正)を受けられないこともあり、通常の航空攻撃ほどの期待値はありません。
命中率について
キラ付けによる命中率アップの効果がない他、レベルによる命中率補正もないため、通常の航空攻撃とくらべて命中率は低くなっています。
対潜支援哨戒
敵潜水艦への攻撃を行う支援です。航空支援の一種とも言えます。
威力もそれなりにあり、イベント海域では状況によって採用されることがあります。
基地航空隊による対潜攻撃(特に東海部隊)と比べると威力・命中は落ちるのですが、基地航空隊を潜水艦マスに割く余裕がない場合には、道中水上艦マスへの砲撃支援より潜水艦マスへの対潜支援を選ぶ選択はありえます。
編成例
駆逐艦2隻は攻撃に参加しません。
対潜支援の攻撃力はスロットの搭載数と機体の対潜値に依存するため、搭載数の多い正規空母が特に有用で、対潜値の高い攻撃機を搭載していくのが基本です。
軽空母は
編成条件
- 軽空母が最低1隻
- 追加で軽空母・水母・補給艦・揚陸艦・軽巡・練巡が1隻、ないし海防艦が2隻
※また編成した上記艦種に、対潜攻撃が可能な機体を装備する必要があります
※海防艦は実際の攻撃には加わりません
その他の編成例
編成 | 備考 | |
---|---|---|
駆逐2 | 軽空母2 正規空母2 | 基本形 |
軽空母4 | 航空支援の成立条件を避けたい場合 |
航空支援と兼用になる
対潜支援は、水上艦のみ登場するマスでは、攻撃機を積んでいると航空支援の条件を満たします。
多少なりとも成果を出して欲しい場合にはメリットになりますが、対潜重視の攻撃機を載せていると航空支援の威力にはあまり期待できないので、雷装も対潜も高い機体を選ぶ必要があります。
水上艦マスを通過した後に本命の対潜マスに到達する場合、そこまでに機体損耗があるため、最大の威力を発揮できない点はデメリットです。
特にそうした水上艦マスに敵航空戦力がある場合には、有利な制空状態に持っていかないと機体損耗が激しくなってしまいます。
制空状態 | 被迎撃割合 | |
---|---|---|
制空権喪失 | 30/120~70/120機 | 約25~58% |
航空劣勢 | 21/120~49/120機 | 約17~40% |
航空均衡(拮抗) | 15/120~35/120機 | 約12~29% |
航空優勢 | 9/120~21/120機 | 約7~17% |
制空権確保 | 3/120~7/120機 | 約2~5% |
※端数切り捨て
対策として、(対潜攻撃の威力に期待できない)搭載が少なめのスロットに
その際、航空支援なので熟練度補正や改修値による制空値上昇が無効になる点に注意してください。
航空支援と兼用になってしまうのが嫌な場合は、軽空母のみで編成し、
水上艦マスに航空支援が来なくなる代わり、機体損耗やボーキサイト消費の心配をしなくても良いという利点があります。
対潜支援でも航空戦が起きることがある
同様の注意点として、水上艦と潜水艦が混在するマスでは、レアケースではあるものの、もし敵艦隊に航空戦力があれば、対潜支援でも航空支援と同様に航空戦が起きます。
この際、じつは(航空支援ではないためか)
熟練度補正も無効であるため、攻撃機等の素の対空値のみで対空戦闘を行うことになります。
制空状態が悪くなると、上記の通り被撃墜により威力に影響が出ますし、ボーキサイト消費も大きくなります。
対策として、対潜値を持つ
攻撃の方法
駆逐艦以外の4隻で、対潜攻撃可能な装備を積んだ艦のみが、敵潜水艦への攻撃を行います。
攻撃はスロットごとに判定されます。ターゲットはランダムです。
攻撃の威力
航空支援とおなじく、陣形や交戦形態の影響を受けません。
攻撃力はスロットの搭載数と機体の対潜値によって決まる他、毎回倍率がランダムで変動する(1.2倍 or 1.5倍 or 2.0倍)という、やや特殊な計算式になっています。
命中率について
航空支援と同様で、キラ付けによる命中率アップ・レベルによる命中率補正がなく、命中率は低めになっています。
支援長距離雷撃
現状、使う意味はありません。
編成例
駆逐艦6など
編成条件
砲撃支援、航空支援、対潜支援の条件に当てはまらなかった場合。
攻撃の方法と威力
威力はかなり低いと言えます。
命中率
他支援と同様で、命中率は低めです。
艦娘の支援適性
砲撃支援に向いている艦娘
戦艦
火力と命中にすぐれる艦娘が向いています。
命中率は艦娘の各種ステータスのうち、レベルと運の影響を受けます。
5スロットの艦は、命中装備を多く積めるため有利です。
砲撃支援は燃料・弾薬の消費が激しいため、ステータスが高いわりに燃費の良い艦娘がいれば、支援艦隊に向いています。
またケッコン済みであれば運がすこしだけ上昇し、燃費も良くなります。
支援適性の高い艦娘 | 火力 | 運 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
武蔵改二 | 145 | 10 | 137 | 280 | 火力、5スロ |
大和改 | 142 | 13 | 125 | 260 | 火力 |
長門改二 | 118 | 40 | 90 | 180 | |
Iowa改 | 116 | 40 | 100 | 220 | |
Nelson改 | 114 | 28 | 47 | 140 | |
South Dakota改 | 109 | 36 | 80 | 160 | |
Washington改 | 107 | 38 | 75 | 156 | |
Warspite改 | 107 | 70 | 45 | 88 | 燃費が非常によく運も高い |
Colorado改 | 105 | 40 | 47 | 132 |
※燃料・弾薬の消費は支援1回あたりの数字(燃料50%、弾薬80%)
逆に向かない艦娘は、火力が低い艦、低レベルないし運が低い艦です。
運による命中の差を見てみると、このような装備・キラキラ状態の場合で、軽巡ツ級eliteに対する砲撃支援の命中率は下記表のようになります。
※実際は装備内容は艦娘によって変わってきます
艦娘 | レベル | 運(初期値) | 命中率 |
---|---|---|---|
Warspite改 | 99 | 70 | 72% |
長門改二 | 99 | 40 | 68% |
山城改二 | 99 | 14 | 64% |
空母
戦艦同様、火力と命中にすぐれる艦娘が向いています。
5スロットの艦が有利なのも同様です。
支援適性の高い艦娘 | 火力 | 運 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
赤城改二戊 | 67 | 20 | 47 | 68 | 5スロ |
赤城改二 | 60 | 20 | 47 | 72 | 5スロ |
加賀改二戊 | 62 | 18 | 50 | 76 | 5スロ |
加賀改二護 | 60 | 18 | 52 | 84 | 5スロ |
加賀改二 | 56 | 18 | 50 | 76 | 5スロ |
飛龍改二 | 67 | 50 | 35 | 60 | |
瑞鶴改二甲 | 65 | 50 | 50 | 68 | |
Saratoga Mk.II | 68 | 40 | 45 | 76 |
駆逐艦
火力・運の高い艦が向いているという点は他艦種と同様です。
主砲を装備させる場合は、主砲+電探装備で火力補正の大きな艦(丹陽、雪風改二、夕雲型、陽炎型など)が向いています。
燃費は考慮しなくて良いでしょう。
支援適性の高い艦娘 | 火力 | 主砲+電探 | 運 | 備考 |
---|---|---|---|---|
綾波改二 | 74 | 91 | 40 | |
夕立改二 | 73 | 85 | 20 | |
黒潮改二 | 69 | 83 | 22 | |
長波改二 | 69 | 94 | 30 | 精鋭水雷戦隊司令部込 |
白露改二 | 69 | 81 | 16 | |
荒潮改二 | 69 | 79 | 17 | |
親潮改二 | 68 | 82 | 21 | |
高波改二 | 68 | 93 | 12 | 精鋭水雷戦隊司令部込 装備ボーナス高 |
沖波改二 | 65 | 86 | 22 | |
朝霜改二 | 68 | 87 | 28 | |
陽炎改二 | 68 | 82 | 20 | |
村雨改二 | 68 | 78 | 17 | |
満潮改二 | 68 | 78 | 18 | |
丹陽 | 68 | 95 | 60 | 装備ボーナス高 |
不知火改二 | 67 | 81 | 24 | |
夕雲改二 | 67 | 90 | 18 | 精鋭水雷戦隊司令部込 |
大潮改二 | 67 | 77 | 17 | |
雪風改二 | 66 | 90 | 63 | 装備ボーナス高 |
Ташкент | 66 | 86 | 43 | 4スロ |
秋雲改二 | 65 | 89 | 18 | 熟練見張員込 |
※主砲+電探は、装備ボーナスのもっとも高くなる小口径主砲x2+SGレーダー(初期型)
※ボーナスのある艦にはD型改三を使用
※他高火力の艦娘でもOKです
対潜支援に向いている艦娘
対潜支援の威力は機体の対潜値とスロットの搭載数で決まるので、全体の搭載数が多く、大きめのスロットを持つ艦娘が向いています。
艦娘のステータスである「対潜」はまったく影響しないので注意してください。
支援適性の高い艦娘 | 搭載 | 備考 |
---|---|---|
正規空母 | ||
Intrepid改 | 112 | |
加賀改 | 98 | 搭載46機のスロは全空母で最大 |
Saratoga Mk.II mod.2 | 93 | |
瑞鶴改二 | 93 | |
Ark Royal改 | 80 | |
軽空母 | ||
隼鷹改二 | 66 | |
飛鷹改 | 66 | |
龍鳳改二 | 62 | |
千歳改二航 千代田改二航 |
59 | |
龍驤改二 | 55 | 搭載の多い1~2スロを使う |
砲撃支援の装備の積み方
装備とステータスのルール
支援艦隊には、昼戦とは異なる装備とステータスのルールがあります。
- 装備の改修値による補正は無効
- フィット砲によるプラス命中補正、過積載によるマイナス命中補正は無効
- 艦娘による装備ボーナスのうち、火力は有効、命中は無効
- 艦載機熟練度の補正は無効
命中の上積み
上記ルールに加えて、弾着観測射撃などの特殊砲撃も出せないため、砲撃支援の命中率は昼戦砲撃とくらべてかなり下がってしまいます。
キラ付け
まず、キラ付けによってどのくらい命中率が変わるか見てみましょう。
先述の戦艦の軽巡ツ級eliteに対する砲撃支援の命中率に、キラ状態による比較を加えた表が下記になります。
艦娘 | レベル | 運(初期値) | キラあり | キラなし |
---|---|---|---|---|
Warspite改 | 99 | 70 | 72% | 50% |
長門改二 | 99 | 40 | 68% | 47% |
山城改二 | 99 | 14 | 64% | 43% |
命中率の低い支援艦隊においてこの差は非常に大きく、砲撃支援を出す際には必ずキラを付けておきたいところです。
イベントの甲~乙難易度や、高難度海域の場合は特にその重要度が高くなります。
(イベントの低難易度や、エコ支援の場合などは、やや重要度は落ちます)
「決戦支援なので旗艦にだけキラ付け」などとしていると、命中率の面で大きく損をしてしまいます。
また「戦艦・空母4隻のみキラ付け」とした場合、駆逐艦が雑魚散らしや割合ダメージ削りといった仕事をできず、特に高難易度・イベント最終海域などでは大きな損になることもあります。
面倒でも全艦キラ付けをすることで、結果的に少ない試行回数で難関海域を突破できます。
キラ付けをする際、必要ならば
電探を載せる
命中を底上げするためには、必要な火力を確保したのち、空きスロットに
Lv99・キラキラ状態の武蔵改二(初期運:10)に主砲(
装備 | 命中率 |
---|---|
91% | |
82% | |
72% | |
62% | |
53% | |
43% |
命中+8ごとに、命中率に10%程度の差が出ることが分かると思います。
この点では電探を多く積める、スロット数の多い艦が大きく有利です。
命中に補正のある主砲・艦載機を選ぶ
砲撃支援において、たしかに火力は欲しいのですが、命中を削ってしまうとそもそも当たらない事態になってしまいますので、ある程度は命中を盛っていく必要があります。
火力も命中も欲しい……このようなケースでは、高火力で命中補正のある主砲が非常に有用となってきます。
空母の場合も、命中補正のある艦載機が有効です。
命中項とは?
命中率を算出する計算式上で、装備や改修値、疲労、その他さまざまな影響を加味した最終的な値を「命中項」と言います。
先述の通り砲撃支援の命中率にはレベルと運の影響がありますが、それぞれの値からどのように命中項が算出され、加算されるかを見てみましょう。
要素 | 命中項の計算式 |
---|---|
レベル | 2 * √(レベル) |
運 | 1.5 * √(運) |
砲撃支援の場合、上記2つと装備命中を加算した上で端数切り捨て処理がされていると推定されています。
「レベルや運をどのくらい上げれば命中項がアップするのか?」と考えた時、√処理が入って小数点以下の数値が生じていますから、この(2 * √(レベル)+1.5 * √(運))が、うまい具合に繰り上がるタイミングで命中項が上がることになります。
育成時にはおもにレベルを上げることになりますので、「運の値によって繰り上がりに必要なレベルが変わってくる」とも言えます。
たとえばWarspite改で、素の運と、ケッコンして運上昇した場合(+3~6)それぞれで、ちょうど繰り上がるレベルの例を見てみます。
運 | 繰り上がるレベルの例 | 命中項 |
---|---|---|
70 | 95 | 32 |
73 | 124 | 35 |
74 | 123 | 35 |
75 | 122 | 35 |
76 | 121 | 35 |
艦娘の運によって差が出てきますが、命中項が繰り上がるレベルが分かっていれば、育成のひとつの目安になります。
命中項を確認したい場合は、シミュレータなどでチェックすることになります。
制空権シミュレータ → 「所持数管理」より
その他
PT小鬼群は攻撃が非常に当たりにくいですが、支援艦隊による攻撃は、昼戦砲撃とは異なるようで、ある程度の命中率が期待できます。
砲撃支援の火力調整
ここまでの事項をふまえた上で、装備によって火力を調節していきます。
火力キャップに合わせる
支援艦隊のキャップは170となっています。
キャップに合わせて火力を盛ることができれば、最大限の威力を発揮できることになります。
砲撃支援の場合は陣形と交戦形態の影響を受けますから、状況に応じて目指すべき火力は変わってくることになります。
陣形 | T字戦・有利 | 同航戦 | 反航戦 | T字戦・不利 | |
---|---|---|---|---|---|
単縦陣 | x1.0 | 139 | 167 | 210 | 281 |
※単縦陣・同航戦の場合、実際に効果が高いのはキャップ+1の171までで、計算式に底上げの定数+4が含まれている都合上、目指すべき火力(表示火力)は167になります
※自軍or敵軍が連合艦隊の場合は陣形補正を受けませんので(x1.0)、結果的に単縦陣とおなじ数値になります
艦娘や装備の火力を考えると、実際には単縦陣・同航戦の167を想定するのが一般的で、高火力艦の場合は状況により頑張って火力を盛って反航戦の210を目指す、といった具合になります。
交戦形態の出現確率を、T字有利15%、同航戦45%、反航戦30%、T字不利10%(彩雲使用時は反航戦40%、T字不利0%)とすると、同航戦キャップを押さえられれば60%、もし反航戦キャップを満たせれば90~100%の確率で最大威力を発揮できることになります。
高難易度のイベント海域では敵艦隊が強力で、「同航戦以上を引くまで頑張る」といったこともよくありますので、同航戦キャップに合わせるのはわりに実態に即した設定と言えます。
仮想敵に合わせる
高難易度のボス戦などでは「こいつだけは絶対に許せない」という敵艦が登場することがあります。
(低難易度ではそこまで目の敵にする相手は出てこないかもしれません)
一例として駆逐ナ級後期型IIflagshipが登場した場合を考えます。
こいつは登場するだけで最悪なのですが、最大の特徴として駆逐艦のクセに強烈な先制雷撃を撃ってくるため、その前の段階、つまり基地航空隊・支援艦隊・航空戦で真っ先に葬りたい相手No.1です。
砲撃支援の命中時に確実に撃沈できればベストで、先制雷撃は大破していると威力が極端に落ちるため「確定大破できる」ラインも有望となります。
耐久69・装甲79を持っており、確定大破・確定撃沈に必要な火力を計算すると下記のようになります。
交戦形態 | 確定大破 | 確定撃沈(確殺) |
---|---|---|
同航戦 | 151 | 170 |
反航戦 | 190 | 214 |
同航戦の確殺ラインは、キャップを意識した火力目標167を上回っています。
ナ級後期型IIflagshipが居る場合には、すこし盛って170に乗せたいところです。
反航戦の確殺ラインはかなり遠いため、やるとしても「火力に余裕のある空母のみ達成」といったところが現実的かと思います。
多くの戦艦では、目標にするにしても確定大破の190になるでしょう。
それでも命中の確保を考えると大変ですし、「170を超えた分は同航戦時には無駄になる……」などと考えると、最適な値の判断は難しいところです。
「護衛せよ!船団輸送作戦」最終海域戦力ゲージを甲難易度で攻略中の諸提督方、進捗どうですか? この記事では、同海域に出現す…
なお、駆逐ナ級後期型IIeliteの場合はこんな感じです。
交戦形態 | 確定大破 | 確殺 |
---|---|---|
同航戦 | 136 | 152 |
反航戦 | 171 | 191 |
戦艦の火力調整
火力調整の例
武蔵改二(火力145)は、無理なく反航戦キャップを狙うことのできる数少ない艦です。
同航戦キャップに抑えた場合も、電探を多数積むことで高命中の支援を組みやすく、強力です。
手持ちに上位の主砲が揃っていない場合にこそオススメの艦娘と言えます。
大和型は燃費が非常に悪いので注意が必要ですが、ヘンにケチって効果薄な支援を何度も出すよりも、成果の出る支援を少ない回数出す方が結果的に消費が少なく済むことも多いので、状況判断をしつつ運用していきましょう。
大和改(火力142)も同様に反航戦キャップに到達できますが、1スロ分の差は大きく命中不足は否めません。
武蔵改二同様、素直に同航戦キャップに抑えて命中を重視する運用も強力です。
長門改二(火力118)も火力が高めで、2スロットに命中の高い主砲を装備しながら同航戦キャップに届きます。
51cm連装砲系統が装備できるため反航戦キャップにも届きますが、命中はかなり不足します。
Iowa改(火力116)は2スロットに主砲を装備しながら同航戦キャップを達成できます。
Nelson改(火力114)は、装備次第にはなりますが、2スロットに主砲を装備しながら同航戦キャップを狙えます。
South Dakota改(火力109)は、装備ボーナスが乗る装備で固めることで、2スロットでの同航戦キャップを狙えます。
Washington改(火力107)は、同様の装備だと1足りませんが、
Warspite改(火力107)くらいの火力になると、3スロットに主砲を載せるのが無難になってきます。火力には余裕があるので、なるべく命中の高い主砲を採用しましょう。
いちおう
Colorado改(火力105)は装備ボーナスのある装備を中心に3スロットで同航戦キャップを達成できます。
霧島改二(火力104)、金剛改二丙(火力99)は、命中が高く装備ボーナスのある
火力偏重の主砲はなるべく使わない
51cm連装砲系統や
もちろん頭数が足りていない場合は仕方ありませんが、なるべく命中のある主砲を採用しましょう。
装備ボーナスを活かす
先述の通り、装備ボーナスのうち命中は無効ですが、火力は有効ですので、積極的に活用しましょう。
装備 | 火力 | 命中 | 主な対象艦娘 |
---|---|---|---|
41cm三連装砲改二 | +23 | +5 | 長門型改二:41cm連装砲改二と共に装備した場合+2 |
41cm連装砲改二 | +21 | +5 | 長門型改二:+3 |
35.6cm連装砲改二 | +17 | +5 | 金剛型改二丙:+4 金剛型改二:+3 |
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS | +23 | +6 | 金剛型など:+1 Colorado改、Iowa改:+2 Washington、South Dakota:+3 ※米戦艦は改修値により変動 |
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2 | +23 | +3 | 金剛型など:+1 Colorado改、Iowa改:+2 Washington、South Dakota:+3 ※米戦艦は改修値により変動 |
16inch Mk.VIII連装砲改 | +21 | +4 | Colorado改:+2 Nelson改、長門型改二:+2 |
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284 | +23 | +6 | 金剛型改二:+1 Nelson改、Warspite改:+2 |
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改 | +22 | +4 | 金剛型改二:+1 Nelson改、Warspite改:+2 |
SGレーダー(初期型) | +1 | +8 | 米戦艦:+2 |
GFCS Mk.37 | +2 | +9 | 米戦艦:+1 |
SK+SGレーダー | +1 | +4 | 米戦艦:+2 英戦艦:+1 |
補強増設を活用する
補強増設を空けている場合は、機銃などを乗せて火力や命中を上げることができます。
装備 | 火力 | 命中 |
---|---|---|
10cm連装高角砲改+増設機銃 | +2 | +2 |
10cm連装高角砲(砲架) | +1 | +1 |
Bofors 40mm四連装機関砲 | +1 | +1 |
3.7cm FlaK M42 | +1 | +1 |
QF 2ポンド8連装ポンポン砲 | +1 | +0 |
12cm30連装噴進砲改二 | +0 | +1 |
2cm 四連装FlaK 38 | +0 | +1 |
熟練見張員 | 日本駆逐:+1 | +2 |
水雷戦隊 熟練見張員 | 日本駆逐:+2 | +2 |
空母の火力調整
空母の火力計算
砲撃支援における空母の火力の計算式は下記の通りです。
- 爆装に1.3倍されるため、
艦攻より 艦爆の方が火力が出る - もろもろ足し合わせた後に、いきなり1.5倍されるので数値が高めになる
- 定数+55が大きい
- スロットの搭載数は無関係
……といった特徴があり、戦艦よりも火力を出しやすくなっています。
このため、同航戦キャップ171はもちろん、艦娘によっては反航戦キャップ214を目指すことも十分可能となります。
上記を表示火力から自力で計算することは難しいので、シミュレータ類でチェックした方が手っ取り早いかと思います。
火力調整の例
赤城改二(火力60)は、装備次第で2スロットで反航戦キャップに到達可能です。
赤城改二戊(火力67)は5スロ+高火力で砲撃支援にもっとも適した空母と言え、おなじく2スロットで反航戦キャップに到達できます。
加賀改二(火力56)は、火力はやや控えめですが、装備次第でなんとか2スロットで反航戦キャップに到達できます。
多少命中は落ちますが、3スロットで達成しても良いと思われます。
加賀改二戊(火力62)や加賀改二護(火力60)であれば、すこし楽になります。
飛龍改二(火力67)は、2スロットでの反航戦キャップ達成が可能です。
瑞鶴改二甲(火力65)は、
なお翔鶴改二甲(火力70)の方が火力は高く、調節が容易です。
Saratoga Mk.II(火力68)は、装備ボーナスを駆使することで2スロットで反航戦キャップが実現できます。
同航戦キャップについては、火力が高めの艦娘であれば、装備にもよりますが、おおむね1スロに攻撃機を載せ、足りなければ電探等で調節することで到達できます(軽空母でも火力の高い艦娘は到達可能です)。
Gambier Bay Mk.II(火力55)は軽空母ですが、装備ボーナスを盛りやすく反航戦キャップまで伸ばすことが可能です(命中にはやや不安が残ります)。
艦載機の装備ボーナス
装備 | 雷装/爆装 | 命中 | 主な対象艦娘 |
---|---|---|---|
流星改(一航戦/熟練) | +15 | +2 | 赤城改二、加賀改二/護:+3 赤貝改二戊、加賀改二戊:+5 翔鶴型改二/甲:+1 |
流星改(一航戦) | +14 | +1 | 赤城改二、加賀改二/護:+2 赤貝改二戊、加賀改二戊:+3 翔鶴型改二/甲:+1 |
流星改 | +13 | +0 | 赤城改二、加賀改二/護:+1 赤貝改二戊、加賀改二戊:+2 |
天山(村田隊) | +15 | +2 | 赤貝改二/戊:+3 加賀改二/戊/護:+2 翔鶴改二/甲:+4 瑞鶴改二/甲:+2 |
天山一二型(友永隊) | +14 | +3 | 飛龍改二:+7 蒼龍改二:+4 |
九七式艦攻(友永隊) | +11 | +3 | 飛龍改二:+3 蒼龍改二:+1 |
TBM-3W+3S | +10/+7 | +3 | 赤城改二/戊:+2 加賀改二/戊:+3 加賀改二護:+4 米空母:+2 |
彗星(江草隊) | +13 | +4 | 飛龍改二:+3 蒼龍改二:+6 |
九九式艦爆(江草隊) | +10 | +4 | 飛龍改二:+1 蒼龍改二:+4 |
SB2C-3 | +11 | +1 | Intrepid:+2 Saratoga、Hornet、Victorious:+1 ※改修値によって変動 |
SGレーダー(初期型) | +1 | +8 | 米空母:+2 |
GFCS Mk.37 | +2 | +9 | 米空母:+1 |
SK+SGレーダー | +1 | +4 | 米空母:+2 英空母:+1 |
駆逐艦の火力調整
駆逐艦の火力は、高火力の艦娘に主砲を載せても77~90程度、最高で丹陽の97ですから、命中したとしても撃沈がメインの狙いとは言えず、「高耐久の相手に割合ダメージを稼ぐ」といった効果も併せて狙って行くことになります。
そこで考え方としては、主砲を載せて火力を上げる派と、電探を最大数載せて命中を稼ぐ派に大きく分かれると思います。
主砲を載せる場合には、どの主砲にボーナスがつくのかをしっかり理解しておくのと、
より丁寧に考えるならば、「PT小鬼群がいるので命中重視にする」「道中支援は撃沈できそうな相手(低ランクの敵艦や駆逐艦など)が多いので火力を盛る」「決戦支援は硬い敵が多いので撃沈は諦めて電探のみ載せる」など状況に応じて使い分けるのが良さそうです。
仮想敵がいる場合
たとえば5-5のボスマスには随伴艦として駆逐ハ級後期型が登場しますが、火力72あれば砲撃支援の命中時に確実に撃沈可能です。
これは綾波改二・夕立改二に電探を3つ載せる、高火力の艦娘に火力ボーナスのある電探を3つ載せたり主砲1つと電探2つを載せる、などすれば届く数値です。
このため雑魚掃除をメインに据えるなら、あえて主砲2本+電探を積む必要はなさそうです。
ちなみにLv99・キラキラ状態時の駆逐ハ級後期型への命中率を比べると、下記のようになります(いずれも当たれば確定撃沈)。
艦娘 | 装備 | 火力 | 命中率 |
---|---|---|---|
綾波改二 | 75 | 79% | |
綾波改二 | 87 | 69% | |
白露改二 | 72 | 81% | |
大潮改二 | 72 | 67% |
小口径主砲の装備ボーナス
砲撃支援に採用されやすい主な高火力艦娘に、ボーナスの載る小口径主砲は以下です。
艦娘 | 小口径主砲 | 火力 ボーナス |
水上電探 シナジー |
備考 |
---|---|---|---|---|
綾波改二 | +2 +2 |
+3 +3 |
1本ずつ載せるのが最大 | |
夕立改二 白露改二 時雨改二 |
+2 | +3 | ||
朝潮型改二 | +1 | +1 | ||
陽炎改二 不知火改二 黒潮改二 親潮改二 |
+2 | +2 | 2本装備で火力ボーナス+5に | |
陽炎型改二 | +1 | +2 | ||
丹陽 | +5(+9) +4(+7) |
+3 +3 |
( )内は★4時 1本ずつ載せるのが最大 |
|
雪風改二 | +5 | +4 | ||
秋雲改二 | +3 +4 |
+3 +2 |
水上兼対空電探ならさらに+2 |
|
長波改二 | +3 +3 |
+3 +2 |
水上兼対空電探ならさらに+1 | |
高波改二 | +4 +4 |
+3 +2 |
水上兼対空電探ならさらに+1 | |
沖波改二 | +3 +4 |
+3 +2 |
水上兼対空電探ならさらに+2 | |
夕雲型改二 | +3 | +3 | ||
Ташкент | +2 | +0 |
※最大値のみ記載
※火力ボーナスは同じ主砲を積んだ際、累積します
※水上電探シナジーは同じ主砲を複数積んでも累積しません
※秋雲改二・沖波改二は、SGレーダー(初期型)・GFCS Mk.37といった「水上&対空」電探を装備すると、主砲+水上電探シナジーとは別に対空電探シナジー+1も得られます
砲撃支援に有用な装備と入手手段
大口径主砲
大口径主砲 | 火力 | 命中 | 入手手段 |
---|---|---|---|
51cm連装砲 | +32 | +1 | 試製51cm連装砲から改修更新 |
試製51cm連装砲 | +30 | +1 | 武蔵改二の初期装備 46cm三連装砲改から改修更新 |
46cm三連装砲改 | +27 | +2 | 46cm三連装砲から改修更新 |
46cm三連装砲 | +26 | +0 | 開発 |
41cm三連装砲改二 | +23 | +5 | 任務 41cm三連装砲改から改修更新 |
41cm連装砲改二 | +21 | +5 | 任務 41cm三連装砲改から改修更新 |
41cm三連装砲改 | +22 | +4 | 試製41cm三連装砲から改修更新 |
試製41cm三連装砲 | +22 | +2 | 扶桑型改二、長門型改二、伊勢型改二の初期装備 41cm連装砲から改修更新(非推奨) |
35.6cm連装砲改二 | +17 | +5 | 任務1、任務2 |
16inch三連装砲 Mk.7 | +24 | +4 | Iowa/改の初期装備 |
16inch三連装砲 Mk.7+GFCS | +24 | +7 | 16inch三連装砲 Mk.7から改修更新 |
16inch三連装砲 Mk.6 mod.2 | +23 | +3 | South Dakota改、Washington改の初期装備 |
16inch三連装砲 Mk.6+GFCS | +23 | +6 | 入手手段なし |
16inch Mk.VIII連装砲改 | +21 | +4 | 16inch Mk.V連装砲から改修更新 (上記はColorado改の初期装備) |
38cm四連装砲改 | +22 | +3 | Richelieu改の初期装備 |
16inch Mk.I三連装砲改+FCR type284 | +23 | +6 | 入手手段なし |
16inch Mk.I三連装砲+AFCT改 | +22 | +4 | Nelson改の初期装備 |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
高性能の大口径主砲は入手手段が限られてくるので、数を揃えるのはなかなか大変です。
任務で手に入る41cm三連装砲改二、41cm連装砲改二、35.6cm連装砲改二などは是非入手しておきたいところです。
46cm三連装砲も開発で入手可能なので、主砲の頭数が足りないうちは頼っても良いでしょう。
国産主砲の中では試製41cm三連装砲が比較的入手しやすい方ですので、火力+22・命中+2がひとつ目指すべき基準になるかと思います。
設計図に余裕があれば、扶桑型の牧場(Lv80)も視野に入ります。
同様に海外主砲の中では、38cm四連装砲改の火力+22・命中+3が基準になりそうです。イベントでRichelieuが掘れる際には狙って行きたい装備になります。
米戦艦が掘れる場合には、高速戦艦向けの主砲としても優秀な16inch三連装砲 Mk.6 mod.2を入手しておきたいです。
16inch三連装砲 Mk.7+GFCSは支援用としては最高の性能を持ち、もし16inch三連装砲 Mk.7を持っていれば、コストはかかりますが改修更新しておきたい装備です。
いかんせんIowaのドロップ機会がほとんどなく、入手は困難となっています。
改修更新で手に入る大口径主砲については、更新前の装備でも十分に有用だったり、素材として大量の46cm三連装砲を要求されてコストが激重だったりと、なかなか難しい面があります。
41cm三連装砲改や16inch Mk.VIII連装砲改を作成するのが、中コスト中リターンという感じでしょうか。
本隊に載せるか? 支援で使うか?
本隊に戦艦が入る海域では、まずは本隊に優秀な主砲を回すことが多いと思います。
かと言って支援艦隊分をおろそかにして良いわけではありませんので、結局のところ、本隊用にしろ支援用にしろ地道に増産していくしかありません。
たとえば本隊向けの主砲である46cm三連装砲改を新たに作成できれば(コストはとても高く大変ですが……)、その分、命中の高い主砲を支援艦隊に回せるでしょう。
命中が不足しがちな支援用には高命中の主砲を回したいところですが、頭数が揃わないうちは「とりあえず46cm三連装砲を2本と電探」といった載せ方になると思います。
なお本隊に入る戦艦がイベント特効艦の場合は、特効艦による命中補正に期待し、命中より火力を重視して主砲を選ぶ、といった考え方もあります。
電探
電探 | 型 | 火力 | 命中 | 入手手段 |
---|---|---|---|---|
42号対空電探 | 大 | +0 | +4 | 開発 |
33号対水上電探 | 小 | +0 | +5 | 開発 |
22号対水上電探改四 | 小 | +0 | +8 | 任務 鳥海改二、白露改二の初期装備 22号対水上電探から改修更新 ※非推奨 |
22号対水上電探改四(後期調整型) | 小 | +1 | +9 | 任務 |
32号対水上電探 | 大 | +0 | +8 | 開発 |
SK+SGレーダー | 大 | +1 | +4 | 入手手段なし |
GFCS Mk.37 | 小 | +2 | +9 | 入手手段なし |
SG レーダー(初期型) | 小 | +1 | +8 | Fletcher改、Johnston改、Colorado改の初期装備 |
15m二重測距儀+21号電探改二 | 大 | +1 | +9 | 武蔵改二の初期装備 |
FuMO25 レーダー | 大 | +3 | +10 | Prinz Eugen改の初期装備 |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
32号対水上電探(命中+8)が開発可能であるため、命中+8以上を基準として数を揃えるのが目標となります。
開発可能な電探は開発率が2%程度と低めですので、資材消費もなかなかのものになりますが、地道に数を増やしていきましょう。
装備が揃っていない場合でも、最低限33号対水上電探(命中+5)くらいは欲しく、これを下回ってくると副砲(命中+1~3)などでもあまり変わらなくなってきます。
レア電探ではSG レーダー(初期型)の持参艦が、比較的多くドロップ機会がもうけられる傾向にあります。
FuMO25 レーダーは最高性能の電探で、Prinz Eugenが掘れる場合は最優先で確保したいところです。
艦載機
艦載機 | 雷装/爆装 | 命中 | 入手手段 |
---|---|---|---|
流星改(一航戦/熟練) | +15 | +2 | 任務1、任務2 |
流星改(一航戦) | +14 | +1 | 任務1、任務2 |
流星改 | +13 | +0 | 開発 |
天山(村田隊) | +15 | +2 | 任務 |
天山一二型(友永隊) | +14 | +3 | 任務 九七式艦攻(友永隊)から改修更新 |
九七式艦攻(友永隊) | +11 | +3 | 飛龍改二の初期装備 |
TBM-3W+3S | +10/+7 | +3 | 任務 |
彗星(江草隊) | +13 | +4 | 任務 九九式艦爆(江草隊)から改修更新 |
九九式艦爆(江草隊) | +10 | +4 | 蒼龍改二の初期装備 |
九九式艦爆(熟練) | +7 | +2 | 飛龍改二の初期装備 |
九九式艦爆二二型(熟練) | +8 | +3 | 九九式艦爆二二型から改修更新 |
彗星一二型(三一号光電管爆弾搭載機) | +11 | +5 | 入手手段なし |
彗星(六〇一空) | +11 | +1 | 雲龍改、天城改の初期装備 |
彗星一二型甲 | +10 | +0 | 開発 |
彗星二二型(六三四空/熟練) | +12 | +3 | 任務 |
Ju87C改二(KMX搭載機/熟練) | +10 | +3 | 入手手段なし |
SB2C-3 | +11 | +1 | SBD-5から改修更新 |
SB2C-5 | +12 | +2 | 入手手段なし |
噴式景雲改 | +15 | +1 | 試製景雲(艦偵型)から改修更新 |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
先述の通り
命中+4を持つ九九式艦爆(江草隊)がともかく強く、蒼龍改二の牧場(Lv78)は支援艦隊強化の登竜門的位置づけになっています。
現状では目安として道中・決戦支援の2隻分、4機程度(かそれ以上)あると良さそうです。
上位装備である彗星(江草隊)も爆装がさらに+3となっており強力です。
艦攻はどちらかというと艦娘固有の装備ボーナス狙いの傾向が強くなります。
TBM-3W+3Sは艦攻ですが、雷装と爆装をあわせ持ち、これが両方ともに火力として計算されるため砲撃支援用としては最高性能となっています。
加賀改二護の配備が必要など任務条件が厳しめですが、それだけの価値がある装備と言えます。
噴式景雲改は爆装が高く、装備可能な艦(加賀改二護、翔鶴改二甲、瑞鶴改二甲、Victorious改)であれば高威力となります。
小口径主砲
小口径主砲 | 火力 | 命中 | 入手手段 |
---|---|---|---|
+3 | +1 | 秋月型改、雪風改二の初期装備 | |
+4 | +2 | 任務 A型改二から改修更新 |
|
+2 | +1 | 任務 | |
+3 | +1 | 任務1、任務2 | |
+3 | +1 | 任務各種 満潮改二などの初期装備 |
|
+3 | +2 | 任務 夕雲型改二の初期装備 12.7cm連装砲C型改二から改修更新 |
|
+3 | +2 | 入手手段なし | |
+2 | +1 | 任務 丹陽の初期装備 |
|
+3 | +2 | 任務 丹陽の初期装備 |
|
+4 | +0 | Ташкент/改の初期装備 | |
+3 | +6 | 入手手段なし |
小口径主砲は基本性能にあまり差がなく、装備ボーナス目的で運用しますので、起用したい艦娘にボーナスのある砲を入手しに行くことになります。
任務で入手できるレア砲が多いので、順次クリアしていきましょう。
A型改三はクォータリー任務で入手可能であるため量産できますが、支援用だけならば綾波改二用に1本あればOKでしょう。
A型改四も、支援目的であれば綾波改二に載せるために1本は欲しいです。
丹陽の任務では現地改装10cm連装高角砲★4と現地改装12.7cm連装高角砲★4のどちらかが選べるのですが、あまり差はなく、強いて言えば後者の方が、丹陽への装備ボーナスが火力+1分だけ高くなっています。
D型改三は、装備ボーナスの合計で見るとD型改二と変わらず、どちらかと言えば本隊向けの装備に見えますが、水上電探シナジーを二重取りできるため一部艦に載せると強力です。
5inch単装砲 Mk.30改+GFCS Mk.37は、Fletcherの対空カットイン条件において非常に強力な装備ですが、支援用としても命中が高く有用です。残念ながら現状、入手手段はありません。
補強増設に積む装備
装備 | 火力 | 命中 | 入手手段 |
---|---|---|---|
10cm連装高角砲改+増設機銃 | +2 | +2 | 武蔵改二の初期装備 任務 |
10cm連装高角砲(砲架) | +1 | +1 | 大淀、大鳳改、長門型改二の初期装備 |
Bofors 40mm四連装機関砲 | +1 | +1 | Iowa改、Gotland改、Gotland andraの初期装備 |
3.7cm FlaK M42 | +1 | +1 | Bismarck zwei、Bismarck drei、Z3 zweiの初期装備 |
QF 2ポンド8連装ポンポン砲 | +1 | +0 | Warspite改、Ark Royal改の初期装備 毘式40mm連装機銃から改修更新 |
12cm30連装噴進砲改二 | +0 | +1 | 12cm30連装噴進砲から改修更新 |
2cm 四連装FlaK 38 | +0 | +1 | Bismarck zwei、Z1 zwei、Prinz Eugen改の初期装備 |
熟練見張員 | 日本駆逐:+1 | +2 | 鳥海改二、高波改/改二、風雲改の初期装備 |
水雷戦隊 熟練見張員 | 日本駆逐:+2 | +2 | 入手手段なし |
精鋭水雷戦隊司令部 | 長波改二:+6 照月:+5 秋月型:+4 夕雲改二:+4 高波改二:+4 |
+0 | 入手手段なし |
火力と命中の1ずつ上がる機銃、もしくは熟練見張員が必要数分あると嬉しいといった感じです。
対潜支援について
対潜支援の火力計算式
対潜支援の、各スロットごとに計算される火力は下記のようになっています。
(2.キャップ170適用) ※現状ではキャップ到達不可能
3.最終攻撃力=キャップ後攻撃力 ×1.75 ×変動倍率 ×クリティカル補正
変動倍率 | 確率 |
---|---|
x1.2 | 40% |
x1.5 | 10% |
x2.0 | 50% |
- 機体の対潜値と搭載数で火力が決まる
- 変動倍率というランダム要素がある
- 艦娘のステータス「対潜」は無関係
……といった特徴があります。
陣形や交戦形態の影響を受けず、最大火力になる可能性が50%もありますから、ある程度は最大倍率が出た際を基準に考えて良いと思います。
また機体対潜値についての注意点として、(0.6 ×機体対潜値)の計算結果に対して小数点切り捨て処理が入るため、対潜値が違っても計算結果がおなじになる数値がいくつかあります。
機体対潜値 | x0.6 |
---|---|
12~13 | 7.2~7.8 |
10~11 | 6~6.6 |
9 | 5.4 |
7~8 | 4.2~4.8 |
5~6 | 3~3.6 |
被撃墜を考える
対潜支援の火力計算では、被撃墜を考慮する必要があります。
潜水艦のみのマスであれば、基本的に制空権確保になり、対空砲火もないと考えて良いでしょう。
その場合でも制空権確保分:スロット搭載数の3/120~7/120機が撃墜されます。
制空状態 | 被迎撃割合 | |
---|---|---|
制空権喪失 | 30/120~70/120機 | 約25~58% |
航空劣勢 | 21/120~49/120機 | 約17~40% |
航空均衡(拮抗) | 15/120~35/120機 | 約12~29% |
航空優勢 | 9/120~21/120機 | 約7~17% |
制空権確保 | 3/120~7/120機 | 約2~5% |
※端数切り捨て
例としてIntrepid改の1スロ目(搭載40)の場合、1~2機の撃墜があります。
(この値は、搭載46で1~2機、搭載35未満で1機以下、搭載18未満で0機になります)
上記の分、スロットの搭載数から減算して、残りが攻撃に参加できる機数となります。
対潜支援の仮想敵
対潜支援の仮想敵は潜水艦しか居ませんので、わりに限定されてきます。
画像 | 名称 | 耐久 | 装甲 |
---|---|---|---|
潜水ソ級flagship | 48 | 42 | |
潜水ソ級elite | 45 | 30 | |
潜水ヨ級flagship | 44 | 36 | |
潜水カ級flagship | 37 | 30 |
対潜支援で撃沈したり、大破に追い込んだりしたい相手としてはこのあたりでしょうか。
カ級flagship(フラカ)に関しては、ソ級elite(エリソ)と装甲がおなじで耐久が低いので、後者の対策ができていれば問題なさそうです。
これ以外に姫級の潜水艦も登場するのですが、旗艦であるためかばわれる、装甲・耐久が高いなどの理由で、撃沈は無論、有効打を入れるのもなかなか難しいと思われます。
一例として、2021年夏イベントのE3-2(甲)、J2マスの編成は下記のようになっていました。
パターン1 | パターン2 | パターン3 |
---|---|---|
潜水新棲姫 バカンスmode(B) |
潜水新棲姫 バカンスmode(C) |
潜水新棲姫 バカンスmode(C) |
※ラスダンはパターン3固定
対潜支援の火力調整
対潜支援の火力調整は、スロットごとに考えることになります。
たとえば上記装備のIntrepid改の対潜支援が命中した際の、期待される戦果は下記のようになります。
搭載 | 損耗 | 対潜値 | 仮想敵 | x1.2 | x1.5 | x2.0 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | -1~2 | 10 | ソ級flagship | 中破~撃沈 | 撃沈 | 撃沈 |
ソ級elite | 大破~撃沈 | 撃沈 | 撃沈 | |||
ヨ級flagship | 大破~撃沈 | 撃沈 | 撃沈 | |||
36 | -0~2 | 9 | ソ級flagship | 小破未満~大破 | 中破~撃沈 | 撃沈 |
ソ級elite | 中破~撃沈 | 撃沈 | 撃沈 | |||
ヨ級flagship | 小破未満~大破 | 大破~撃沈 | 撃沈 | |||
21 | -0~1 | 7 | ソ級flagship | 小破未満 | 小破未満 | 小破未満~大破 |
ソ級elite | 小破未満 | 小破未満~中破 | 中破~撃沈 | |||
ヨ級flagship | 小破未満 | 小破未満~中破 | 中破~撃沈 | |||
15 | -0 | 9 | ソ級flagship | 小破未満 | 小破未満~中破 | 小破未満~大破 |
ソ級elite | 小破未満~中破 | 小破未満~大破 | 大破~撃沈 | |||
ヨ級flagship | 小破未満 | 小破未満~中破 | 中破~撃沈 |
※クリティカルを除く
1スロ目はソ級flagship(フラソ)に対してもかなりの確率で撃沈が狙え、2スロ目も50%以上の確率で撃沈を狙えるようです。
3スロ目、4スロ目はx2.0が出ればエリソ、フラヨは撃沈が狙え、フラソに対してもある程度のダメージを与えられます。
これがベストの積み方かどうかは分かりませんが、見たところ満足のいく試算になっています。
ただ、対潜支援にのみ特化するのであれば、この調子で4隻分、装備を用意しなければなりません。
対潜値の高い装備が豊富にあれば良いのですが、手持ちと相談というのが実際のところで、攻撃機以外にも、軽空母に装備可能な
また、求める戦果の基準をどこに置くかによっても話は変わってきます。
仮に「確定撃沈」および「確定大破」を基準とした場合、必要となる対潜値とスロットの搭載数の関係は下記のようになっています。
対潜値 | 仮想敵 | x1.2 | x1.5 | x2.0 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
撃沈 | 大破 | 撃沈 | 大破 | 撃沈 | 大破 | ||
12~13 | ソ級flagship | 46 | 34 | 28 | 22 | 15 | 11 |
ソ級elite | 29 | 22 | 19 | 13 | 9 | 7 | |
ヨ級flagship | 34 | 26 | 22 | 16 | 11 | 9 | |
10~11 | ソ級flagship | (44%) | (92%) | 38 | 30 | 22 | 15 |
ソ級elite | 41 | 30 | 25 | 19 | 13 | 9 | |
ヨ級flagship | (90%) | 37 | 30 | 23 | 15 | 12 | |
9 | ソ級flagship | 不可 | (42%) | (69%) | 43 | 31 | 23 |
ソ級elite | (55%) | 43 | 36 | 26 | 19 | 13 | |
ヨ級flagship | (31%) | (81%) | 43 | 33 | 23 | 16 | |
7~8 | ソ級flagship | 不可 | 不可 | 不可 | (44%) | (96%) | 36 |
ソ級elite | 不可 | (33%) | (57%) | 42 | 29 | 22 | |
ヨ級flagship | 不可 | (13%) | (31%) | (81%) | 36 | 26 | |
5~6 | ソ級flagship | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | (48%) |
ソ級elite | 不可 | 不可 | 不可 | (16%) | (63%) | 38 | |
ヨ級flagship | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | (36%) | (86%) |
※( )内のパーセンテージは、46スロに載せた時の撃沈率・大破率
※撃墜前の必要搭載数(制空権確保時の被撃墜分を加味して計算しています)
※クリティカルを除く
※各種計算には対潜支援計算スプレッドシートを使わせていただきました
たとえば加賀改の3スロ目(搭載46)に対潜13の艦攻を積めば、変動倍率によらず、どの相手も確実に撃沈可能です。
逆に対潜5~6の装備は、使うにしても、かなり搭載の多いスロットに積んだ方が良さそうに見えます。
なお、この表を見ると、わりに搭載数の多いスロットに対潜値の高い装備を積みたくなるかもしれませんが、むしろ対潜値が低めの装備を活かすのに大スロを使うという考え方もありますし、高対潜値の装備は数が少ないので結局は手持ちと相談しつつになるかと思います。
以下は表を参考にしつつ手持ち装備で組んでみた編成になります。
結局、Intrepidの1~2スロ目、Saratogaの1スロ目といった、大きめのスロットに対潜値の高い装備を置いていく方針にしました。
虎の子の
軽空母の
全体に、対潜+9以上の装備が揃っていたのでそれなりの威力にできたと思います(TBM-3W+3Sなどは本隊に取られる可能性がありますが)。
足りなければ、対潜7~8や対潜5~6の装備を引っ張ってくる感じになります。
参考:
ソ級eliteに有効打が出るラインを基準にし、艦娘ごとの詳細な活用例が載っています。
対潜支援に有用な装備
艦攻
艦載機 | 対潜値 | 雷装 | 入手手段 |
---|---|---|---|
TBM-3W+3S | +13 | +10 | 任務 |
Swordfish Mk.III(熟練) | +10 | +8 | 入手手段なし |
九七式艦攻(九三一空/熟練) | +9 | +8 | 入手手段なし |
Barracuda Mk.III | +9 | +6 | 入手手段なし |
天山(九三一空) | +8 | +9 | 大鷹改二の初期装備 |
TBM-3D | +8 | +9 | 任務 |
流星改(一航戦/熟練) | +7 | +15 | 任務1、任務2 |
流星改(一航戦) | +6 | +14 | 任務1、任務2 |
天山(村田隊) | +6 | +15 | 任務 |
天山一二型(友永隊) | +6 | +14 | 任務 九七式艦攻(友永隊)から改修更新 |
TBF | +6 | +9 | Gambier Bay改、Hornet改の初期装備 任務各種 ※選択報酬なので注意 |
Swordfish Mk.II(熟練) | +6 | +5 | 任務 Swordfishから改修更新 |
流星(六〇一空) | +5 | +13 | 葛城改の初期装備 |
九七式艦攻(友永隊) | +5 | +11 | 飛龍改二の初期装備 |
九七式艦攻(熟練) | +5 | +8 | 蒼龍改二の初期装備 |
Barracuda Mk.II | +5 | +7 | 入手手段なし |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
対潜+9~+10の装備はいずれも過去のイベント報酬で、現状入手手段はありません。かつての甲報酬:Swordfish Mk.III(熟練)が、帰ってきた鎮守府秋刀魚祭り(2021年秋イベント・前段)の限定任務で入手できるといった機会がもうけられることもあります。
対潜+7あたりから比較的入手しやすくなってきますので、数を揃えるとしたら+7以上を目標とするのが良さそうです。
対潜値があり雷装も高い艦攻は、先述の通り航空支援と兼用したい場合に採用できます。航空支援の威力を高めたいのであれば、搭載の多いスロットに積みましょう。
空六号電探改装備機シリーズ
艦載機 | 対潜値 | 雷装 | 入手手段 |
---|---|---|---|
天山一二型甲改 (熟練/空六号電探改装備機) |
+7 | +13 | 入手手段なし |
九七式艦攻改(熟練) 試製三号戊型 (空六号電探改装備機) |
+7 | +9 | 九七式艦攻(熟練) から改修更新 |
天山一二型甲改 (空六号電探改装備機) |
+6 | +11 | 任務 九七式艦攻改 試製三号戊型(空六号電探改装備機)から改修更新 |
九七式艦攻改 試製三号戊型 (空六号電探改装備機) |
+6 | +7 | 九七式艦攻(九三一空)から改修更新 |
九七式艦攻(九三一空) | +7 | +6 | 龍鳳改、大鷹改、神鷹改の初期装備 九七式艦攻から改修更新 |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
九七式艦攻を始点とした改修は長いツリーになっていますが、対潜支援目的であれば2番目の九七式艦攻(九三一空)まで更新すれば十分と言えます。
天山一二型甲改(熟練/空六号電探改装備機)は対潜装備というよりは高性能攻撃機で、雷装ボーナスがある一部艦娘に装備すると雷装+16相当と、天山一二型(友永隊)★MAXとおなじ攻撃力になります。残念ながら現状、入手手段はありません。友軍艦隊の空母がよく装備しています。オイテケ……。
艦爆
艦載機 | 対潜値 | 爆装 | 入手手段 |
---|---|---|---|
Ju87C改二(KMX搭載機/熟練) | +10 | +10 | 入手手段なし |
Ju87C改二(KMX搭載機) | +9 | +9 | 神鷹改二の初期装備 |
SB2C-5 | +6 | +12 | 入手手段なし |
彗星二二型(六三四空/熟練) | +5 | +12 | 任務 |
彗星(江草隊) | +5 | +13 | 任務 九九式艦爆(江草隊)から改修更新 |
九九式艦爆(江草隊) | +5 | +10 | 蒼龍改二の初期装備 |
Ju87C改 | +5 | +9 | 任務1、任務2 Graf Zeppelin改の初期装備 |
SB2C-3 | +5 | +11 | SBD-5から改修更新 |
※入手手段はランキング報酬、イベント報酬を除く
対潜値の高い艦爆は少なく、Ju87C改二(KMX搭載機)を入手できるかどうかといったところです。
その他
艦載機 | 対潜値 | 入手手段 |
---|---|---|
S-51J改 | +13 | S-51Jから改修更新 |
S-51J | +12 | 任務 オ号観測機改二から改修更新 |
オ号観測機改二 | +11 | オ号観測機改 から改修更新 |
オ号観測機改 | +10 | 任務 日向改二の初期装備 カ号観測機から改修更新 |
カ号観測機 | +9 | あきつ丸改の初期装備 |
三式指揮連絡機(対潜) | +7 | あきつ丸改の初期装備 |
上位の
特に熱心に改修していなければ、任務で手に入る分で十分でしょう。
軽空母のスロットは最大でも龍驤の搭載28ですので、(もちろん+12~13の装備を載せられればエリソをほぼ撃沈できるなど強いですが)上位装備を改修更新で手に入れるより数を揃える方が大切と言えそうです。
カ号観測機と三式指揮連絡機(対潜)を持参するあきつ丸は、大型建造で入手するか、イベントでドロップが設定された際に狙っていきます。ドロップ設定される機会はやや少ない印象です。
2021/12/10のアップデートで、カ号観測機・三式指揮連絡機(対潜)が開発可能になりました。
カ号観測機:秘書艦をあきつ丸・神州丸・宗谷(特務艦のみ)にして10/10/10/40で開発可能。
三式指揮連絡機(対潜):秘書艦をあきつ丸・神州丸・宗谷(特務艦のみ)にして10/10/10/20で開発可能。
なお
あまりないケースかもしれませんが、水母や軽巡を対潜支援に入れることがあればこういった装備を積むことになります(回転翼機を装備できる水母や軽巡もいます)。
まとめ
支援艦隊は高難度海域を突破するための強力な後押しとなります。
特に乙~甲作戦では、出撃札に関係なく戦力投入できる点で支援艦隊は有利です。
- 支援と言えば砲撃支援
- 支援に向いている艦娘(高火力、高レベル、幸運艦)を起用する
- 火力に加えて、命中の高い装備を揃える
- 砲撃支援の命中を上げるのにキラ付けは必須(命中20%程度アップ)
参考になるサイトなど
計算機・ツール
所持装備から砲撃支援に最適な装備の組み合わせを割り出してくれる計算ツールです。
対潜支援計算スプレッドシート ※「ファイル→コピーを作成」で使ってください
ブログ記事
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